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ライカの亡霊

デジタルからケハヒまで・・・G A I A c o r a z ó n



 「ライカの亡霊」

地球は青かった…… とは
(ライカ)クドリャフカの見た夢でしかなった

風のように 露のように 
失われゆく青い惑星へ
かえりたかったが かえれない
やれ いたはしの
(ライカ)
クドリャフカ
地球はどんどんこだんだら黄色くなって
汝の細い首輪だけが浮いている

汝は宇宙の果てで星となり
いまも すうと輝く






| C o r a z ó n | 10:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
雨の中の涙

デジタルからケハヒまで・・・G A I A c o r a z ó n


 「雨の中の涙」

ながれ星と衝突した
宇宙戦艦ポチョムキンは
オデッサ・ステーションへ寄港する

ステーションには花が一輪も咲いてなかったが
精神医学チームの実験室には赤い造花が飾ってあって
人間人形ロボットHAL_61216番はそこで生まれた

脳を肥大化させたチップを詰められたHALは
青い惑星ガイアへ送られたが 使命は謎

(機械シェパードとなってパトロールせよ!)

雨が降りしきる美しい惑星
そんな街角のカウンターでホット・ココアを飲みながら
HALは『ライフ』という古い雑誌をめくった

そこで“鬼”という言葉をみつけたが
人工知能にその意味も言葉もなかった
鬼とは「まつろわぬ者」……

HALは 
この鬼に嫉妬した






| C o r a z ó n | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
G A I A c o r a z ó n



 「夜行列車」

はらぐろい人よ
せいれんな人よ
とんちゃくなしに星は輝く
月は口をあけて笑う



>>>ちょっと大袈裟ですが、左眼でみた月と木星はまだこんな感じです。^_^
いまだ皆さんから戴いたのお見舞いの言葉にきちんとこたえられないまま過ごしていますが、お許し戴ければ幸いです。






| 日々是好日 | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
白内障手術(IFIS)



ベランダの胡蝶蘭が二輪ぱっちり咲いてくれた翌日の12日に左眼の手術をしました。そして19日には右眼でした。
白内障の手術ですが、巷では“簡単”という噂です。しかし、なんにでも個人差があります。わたしの場合、黒目にあたる左眼の虹彩に支障があって、瞳(瞳孔)が十分に開きつづけてくれないため、かなり高度な手術となりました。右眼はそれほどでもありません。結果、無事終了しましたがいまだ一喜一憂、はっきりとよく見える日があったり、ぼんやりしたりの日々です。角膜保護の目薬のせいもありますが、これまでの眼鏡がどれも合わず、大きな天眼鏡で済ませています。

一部の方々には大変ご心配おかけしましたが、いまは眼の保養をかねながら近くの植物園や野山をぶらぶらと徘徊しています。詳しくは後日またご報告させていただければ幸いです。






| 日々是好日 | 11:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
また一輪、咲いた胡蝶蘭



とてもデリケートな花ですが、今朝、また咲いてくれました。





| 日々是好日 | 14:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ロマン・ド・ラ・ローズ # 008



  『金のつぎの銀は雪』

雪はなにもなかったかのように降っている
光はまぶしかったが
かしこい狼はいつだって眼をそらす

そんな光のさきに昨日までそびえ建っていた
金の王国が一晩のうちに滅んだ

それへつづいて銀の王国が栄えたが
これもいつしか滅んでいった

金のつぎの銀は金でなければならないという夢伝説を
人はかぎりなく手探りしていたが

金のつぎの銀は雪であればいいのだと
くらやみからふりかえった狼がつぶやいていた

胸に八つの乳房をぶらさげて
たったいっぴきだけのこどもを孕んだ狼
生きてあるもののわたしとして

          〈 C o r a z ó n 〉より






| C o r a z ó n | 11:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ロマン・ド・ラ・ローズ # 007. 




  『パラダイスより遠く』

こころが大きくはばたくとき
サーベルのように煌めく
黒い蝙蝠傘の鉄芯へ硬く結んでおいた
血で染まるリボンの帆をなびかせ
わたしは渡海する

風の無頼たちを手下に従え
艤装されたパラソルの小舟に乗り込んで
祖国とよばれる
パラダイスより遠くはなれ

          〈 C o r a z ó n 〉より





| C o r a z ó n | 12:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
一輪で咲く、胡蝶蘭



いただいた胡蝶蘭の水苔や鉢をかえておいたら、また咲いてくれました。

オーダーメードをされて高慢ちきに着飾ったドレス姿も絢爛ですが、たった一輪、ピンと翅をひろげている素朴な爽やかさにかえって親しみを感じます。


眠るように飛んでいる、この白い花は、愛犬の琥珀が亡くなったときにいただきました。





| 日々是好日 | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ロマン・ド・ラ・ローズ # 006.



  『ゆりしすろうれらい』

鼠よ 太いロープを綱渡れ
そっくり返ったネズミ返しを乗り越えろ
そしてまだ見たことも
聴いたこともない
黒ずんだ一枚のレコードのような
古い港街を彷徨い歩こう
小径はどこまでもずんずんと
細く曲がりくねって暗いだろうが
奥地は柔らかな雨に濡れていて
かぎりなく自由だから
また人魚たちが歌ってるから


          〈 C o r a z ó n 〉より





| C o r a z ó n | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ロマン・ド・ラ・ローズ # 005.


PCのキーボードが突然、動かなくなってしまった。キーを叩いたり吹いたりしてたら使えたが、またもぐっすりと眠ってしまった。そうしたら、ヘンな詩が降りてきた。



    『眠るバンドネオン』

ころがりおちる夏の太陽と
秋の月が
黄昏のあわいを求め
変わることのない彫像の上で
オデコごっつんしながら鬼ゴッコしてる

(おれの季節だ! 
    わたしの季節よ!)

見知らぬ街の路上では
なまぬるいビールを飲みすぎた男が
膝の上へ古いバンドネオンをのせたまま
迷路の中で
ただ深い眠りを眠ってる

ドミファ・ドミファ・プシュー
ドミソ・ドミソ・プシュシュー

(おや? おやッ!)

穴のあいた蛇腹へやぶれ風が流れ
貝と骨のボタンが踊り
かすかに息づいた夢のリードが震えてる
ハーフ・ハーフ・プシュシュー
ヘーフ・ヘーフ・プシュシュー





| C o r a z ó n | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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