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聖書24/100週間


『士師記』第7章〜第21章、『ルツ記』第1章〜第4章を読む


ミケランジェロの彫刻で有名なダビデの像へつながる物語『ルツ記』ですが、物語はとても短くスッキリしていた。

ダビデのルーツにあたるボアスの妻となったルツの物語だが、ルツは最初、ベツレヘム出身の男エリメレクとその妻ナオミとのあいだにできた二人息子のうちの一人と結婚していた。もう一人の息子もオルバという女と結婚していた。ところが、エリメレクも二人の息子も死んでしまって、姑のナオミは二人の嫁と別れようとするが、ルツは最後までナオミにつきしたがい、エリメレクの故郷であるベツレヘムへナオミとともに帰国する。そこでボアズという男と再婚してオベドを生むが、オベドからはエッサイが生れ、エッサイからはダビデが生れた。ダビデはのちにイスラエルの王となり、イスラエルを世襲するが、そのことだけでルツが聖書に残る物語として一巻をなすとは思えない。

『ルツ記』はとても短いが、じつのところ複雑で、なにげないことがこまごまと書いてある。このなにげないこまごまさにきっと深い意味があるのだろう。ルツは気立てがよさそうで心根も優しそうだし、新しい夫となったボアズも筋を通す立派な人格者として描かれている。二人は出合うべきして出会ったかのようだが、この二人が結ばれるまでにはそれなりの手順があって、「郷に入れば郷に従え」の諺のごとく、そこにイスラエルの慣習があり、律法があり、手続きがあり、約束事があり、道義を守って婚姻し、子宝を成せば己ずと良い結果がうまれるという戒めのようでならなかった。これが『ルツ記』の感想だ。


*わたしの祈り;昔からよく見知っているポール・デルボーの画集を先日見ていて思ったのですが、目のいいときよりも目が悪くなってかえって良く見える箇所があった。そんなふうにして、たとえ不自由なことがあってもなに一つ嘆くことはないのだと勇気づけられたことがある。今後これからもそうした豊かな気持ちでいられることを祈ります。



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