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聖書22/100週間


『ヨシュア記』第13章〜第24章/『士師記(ししき)』第1章〜5章を読む



今日は『士師記』第二章八節あたりを読もうか
士師とは 神から遣わされたカリスマ性ある英雄のこと

百十歳で生涯を閉じたヨシュアの後
イスラエルは新しい世代となる
これはよろこばしいことであるが
彼らの行為は神の目に悪と映ることが多かった
神は士師を送り その世代をいさめ 導き 救済するも
士師の存命中はともかく 
士師が命をまっとうしてしまうと
彼らは邪曲(よこしま)をおこなって 堕落し またも神にそむく
神は怒って彼らをしばし見放そうとする

そんなことが書いてある

これを読んで わたしは想う 
我が国の 今を
大人も子供も携帯に首っきりで
相互の関係は一元化し 
コミュニケーションが欠落していることを

先日 わたしは電車に乗ってウトウトと眠っていた
フッと目をさまして辺りを見たとき
右隣りに空席をひとつ空けて若い女性が座っている
女性は空白の座席へバッグを置いたまま足を組んでいたが
そのバッグの外側にICカードのスイカが《こぼれ落ちていた》と云うか
明後日(あさって)の方向へ女性がむいていたので
わたしにはそのようにしか見えなかった
「スイカが落ちていますよ」と彼女に打診すると
「ほっといてよ、置いてあるんだから」ときたもんだ
女は憮然と立ち上がって別の車両へ歩いていった
目の前に座っていた中年女性の目がぱちくりとしている

かわいそうに
いままで 君にだれもなにも云ってくれなかったんだね
君は随分おもいどうりに生きているようだが
ぜんぜんおもいどうりなんかじゃないよ 君は………

こんなバカげた話しはキリがなく
道の真ん中でガヤガヤとしゃべりながら頓着しないとか
目の見えない人が杖をついて歩いていても
そのままのスピードで突っ込んでゆく自転車
キャリーバッグをゴロゴロと無頓着にころがして
他人の靴の上を通り過ぎてもちんぷんかんぷん
まったく融通がきかなくって自立のない
坊ちゃんや可愛子ちゃん
他者とはなんの関係もなく 信頼も持たないで
昨日今日の場当り的な価値観だけで生きている君たち

だが しかし このことは 
なにも新たな世代だけの責任ではなく
社会 つまり大人や国家のありかたが問われなければならない

話しが『士師記』から随分と横道へそれてしまったが
この第二章八節に書かれてあることは
新たな世代がうんぬんと云うよりも
ヨシュアがいなくなって
回りの大人たちが次第次第にゆるくなり
かたっくるしい緊張から解放されて
規範を乱しはじめたという気がしてならない
あるいはこれは人から聞いた話しだが
その時代
約束の地であったカナン地方が鉄器文化で
イスラエルはまだ青銅文化だったとか
そこでその地方の文化にだれもが魅了され
自分たちの先祖神を放棄しはじめたのでは と

われわれは 緊張 解放 崩壊 建設を
四、五十年の周期をもってくりかえしている
よほどでないかぎり 自分とはおおよそのところ
その時代の空気の中でしかリアルに生きれない

であるからこそ
人はだれと出会い
なにを見
なにを聞き 
なにを考え
なにを成しえ
どのように生きればよいか
森羅万象ことごとくから
人は謙虚に学ぼうとしなければならない


これがわたしの『士師記』第二章八節あたりの感想だ



| 聖書100週間/未完 | 11:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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