CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< おつながり | main | 日本の秋 >>
トランスシルヴァナイト
この散文詩をシュルレアリスムの法王、アンドレ・ブルトンへ献ず
或は、「きみの乳とぼくの血」ルーマニア国物語





序 詩/馬蹄形王国越境以前


ゆきかう人の波と白い鳩に誘われて
約束の十九時四十五分
女をブダペスト東駅のプラットホームに待たせたまま
紙でこさえた新宿発トランシルヴァニア行ポッポ機関車へ
花鳥風月星のトランクを荷積みして
いまだ駅舎の近くにあるT・百貨店のフロアを
トランシット(経緯儀)機構の付いた新しい腕時計を買うために
うろうろとうろついている僕………
の父の父の父が装着するイヤホンからは
バルバラの《いつ帰ってくるの》の曲が聞こえた
曲は丁度 三度目のルフランであった


* 新宿高島屋の隣にある東急ハンズの一階部分が、 いつの間にかルイ・ヴィトンになっていた。 写真は、そのヴィトンのウインドウに飾ってあったカトリーヌ・ドヌーブのポスター(撮影は女性写真家=アニー・リボヴィッツ58歳)であるが、駅で待つ女からイメージしたこの「自動記述」法による詩は、つぎの詩「抜け道のようなアラベスク」10月13日のブログへと続く・・・。


| 東欧奇譚/未完 | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.michihico.com/trackback/375253
トラックバック