CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 挨拶 | main | 海賊 >>
真暗闇よ
 曖昧で不透明であった年金紛失問題が、このごにおよんで、いくらかではあるが明快になってきた。それは、日本全国土におよぶ社会保険庁職員や市区町村職員たちによる年金保険料や給付金などの横領着服、ネコババが明るみになったからだ。
 トホホホッ、これじゃあ日本国中が公金ドロボーだらけで、こ汚くって開いた口がふさがらない。たぶん、こんなのは序ノ口なのであろう。
 濡れ手に粟のネコババ爺や、けっこう若いコネコもいるであろうが、こんな問題が今日まで明らかにならなかった裏には、もっともっとビックリするような、侮辱に満々ちたあきれる茶番が裏にきっと隠されているからであろう。
 彼らはみな一様に社会的地位を確保しながらも、その影でこそこそと私服を肥やしていたのだ。そのうえ、退職でもすればウン千萬円もの退職金をせしめ、どこかでのうのうと生きている。仮に死んでいたとしても、そのようにのうのうとした人生を過ごした訳だ。すでに本人が死んでいたとしても、家族は横領着服した金と退職金(この場合の退職金も、盗人をしながら給料をかすめ、その上での棚ボタなわけであるから結果当然ながら横領着服に値する)で、やはりのうのうと、その恩恵にあずかって今も生きている。つまり、知ってか知らずかはともかく、身内がちょろまかした国民のお金を早々に返納しないかぎり、彼らは共犯者なのである。

 いま、舛添氏が明快な答弁をTVなどで述べているが、はたして、一般市民の怒りを肩代わりしてくれるのだろうか、お手並み拝見といきたいところだが、いずれ誰かが血祭りに担ぎあげられるであろう。しかし、神輿にあたる御神体や神官に相当する大物たちは無罪放免、うやむやになってしまうのが関の山であろう。農水相の問題も、まあ似たりよったりの儀式をいま披露している。
 我々はこうして、報復する勇気もなく、たえず傍観者でありつづけながら、喉咽もと過ぎればなんとやらで「しょうがないな」と、なにもかも簡単に許してしまう国民になり下がってしまっているのではないだろうか。
 そう思ってあきらめてしまうこと事態、個人としての誇りや尊厳を“メフィストフェレス=社会”へと売り渡してしまっている。
 まわりには美味しいビールがあり、面白いTVがあり、スポーツがあり、ファッションがあり、携帯があり、娯楽がありのありありづくしで、他人のことなど考えるいとまもなく、エネルギーも魂もスッポンポンに抜き取られた状態に近いと思うが、どうだろうか。誰が、なんのために抜き取っているかは知らないが、いわば、政治家たちを筆頭にしたこうしたデタラメな問題が雨後の筍のように蔓延するのには原因があるだろう。つまり、われわれはナメラレているのだ。
 われわれの敵は、われわれ自身であるということにまず目覚めないかぎり、この三文劇の茶番につきあわされたあげく、座長や花形の給料を払ってあげて、なおかつ客の木戸賃まで払い、こんどは自分自身への出演料を自分で永遠に支給しつづけなければならないという哀しい道化を、いつまでも影で演じていなければならないのだ。
 にもかかわらず、空中ブランコから落っこちてもそのままだろう。

     何から何まで 真暗闇よ
     すじの通らぬ ことばかり
     右をむいても 左を見ても
     莫迦と阿呆の からみあい
     どこに男の夢がある

蛇足 >>>>4日の朝、このニュースはラジオで報道されていたが、その日の朝日新聞の夕刊には上記の記事が一言も載っておらず、なんだか味気なかった。
 5日、「天声人語」にちょっぴり出ていたが、朝刊の紙面にはまだなにも掲載されていない???!
*2007年8月22日のブログより
『分らない』



この国にはなぜ戒めがない

なぜ

この国にはなぜ贖いがない

なぜ

公金をねこばばした奴を
なぜ追いかけない

なぜ

奴らの脂ぎった財産をなぜ没収しない

なぜ

ことに応じなければ
その命をなぜ頂戴しない

なぜ

なぜ なぜ なぜだ

そいつを許すということは
つぎからつぎと
甘い果実をくちゃくちゃ舐める奴が現れて

つぎからつぎと
雨後の筍のようににょきにょき現れ
独活の大木のような役たたずが現れ

にょきにょきにょきにょき こそこそと
朝となく昼となく夜となく蛭になり

おれたちの血を汗を
面を
ぺろぺろと舐めやがる

なぜ

踏みつぶしてしまわぬ
汝が盗みをしたならば
君やおれたちならばイチコロだぜ

まあ まあ まあ

そんな青クサいことなんか言わないで
「人間はみな不完全なのだよ」
許しましょう
忘れましょう
前へ進みましょう

なぜ

なぜ なぜ なぜだ

分らない
あほクサくって分らない
                by:津組十郎_migumi
| 日々是好日 | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.michihico.com/trackback/339219
トラックバック