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イリアス・オデュッセイア/オレステス…父らの帰還



 オレステス/父らの帰還

となりの国へ 戦にでかけた父の不在に
母は父とちがう 木偶ノ坊と過ごしてた
ぼくのお腹は いつも空いていたけれど
しかたなしにどこまでも 走りつづけた

もう城へはぜったいに帰らない 帰れない
だからこうして空をながめ 海をながめて
光る夢をたべながら いろんなこと考える
たけきものになるのだと 走りつづけた

海のみえる 丘の地べたへ座りこんで
アイスキュロスの『アガメムノン』を読む
神話は蜘蛛の巣にからめとられたような
ミュケーナイの恐ろしや 悲劇であった

吠えたてて ぼくは逢魔を走るであろう
すると父の船が遠い水平線へあらわれて
母に殺されるがため 父はその頬をそめ
光る海をおごそかに 走りつづけてた





・・・・・・・・僕のイリアス・オデュッセイア詩画 2019





| ないない王のオデュッセウス | 12:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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