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タンゴ・エジプシャン Vol ; 004




世界の静かな中心であれ・・・TANGO EGYPTIAN
   ムーン・ダンス

ものやお金があまりない時代にぼくは生まれましたが、それでもいろんな遊びをしながらたくさんのことを学んできました。だから電車に飛び乗ったとたんPCゲームに没頭する人々をみていると、なんだか不思議でなりません。通いなれた路線であっても光や影の調子は違いますし、お天気や季節ごとに変化してゆく人々の装いや表情、しぐさにも違いがあって実におもしろいものがあります。ですからぼんやりしながら、いまでもよくひとり遊びをします。自分の影を自分で踏んで、画家キリコが描く「通りの神秘と憂愁」に登場する少女のように、影踏み鬼ごっこをしながら無い知恵の輪をくるくる回して遊んでいます。しかしそのような遊びには軽い滑稽さをともないますが、それを自己嫌悪だとは思わずに、自身の裏側に潜んでいるもうひとつのいきもの“ファンタスティック・アニマル”との出会いだと思って楽しんでいます。

ボクサーが仮想の敵を想定しながら練習するのをシャドーボクシングといいますが、タンゴ・レッスンでもこのシャドーはとても大切なので気分転換にはもってこいです。直線と曲線の中にあって、女性の歩数や軸足を想定しながら身をかわし、よじり、接触しながら、女性を解放すべき出口へと導きながらオープン・ザ・ドアのごとく何枚もの透明なドアを開いていきます。それはまるで闘牛士のパセのように無駄のないきわどさでもって、たとえ仮想であってもアストル・ピアソラの「オブリヴィオン(忘却)」やゴタン・プロジェクトのアルバム「ルナティコ(狂気)」のリズムに合わせて兎のダンスを踊ります。

TANGO EL SIGNO! 今夜も月下の微候の中で「タラッタ、ラッタ、ラッタ、兎のダンス・・・」を能楽や茶道、剣道のようなスリ足でムーン・ダンスしています。 





| 花鳥風月虹の詩歌 | 13:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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