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タンゴ・エジプシャン Vol ; 002




世界の静かな中心であれ・・・TANGO EGYPTIAN
   ミイラにダンスを踊らせた「ウジャトの眼タンゴ楽団」一座


エジプト神話のイシス女神を座長とした旅の楽団が、月夜の砂漠で一服しながらとぐろを巻いています。楽団は画家キリコが描いた貨車の上でルナティックなエレジーを奏でていますが、ジプシー・ワゴンのような貨車にはファラオの石棺が納められていて、貨車は厨子そのものなのです。ところが、夜空の青い包容が切なすぎたせいでしょうか、待ってましたとばかりファラオの王棺が開いてしまいました。

死者を蘇らせることはタブーで忌み嫌われますが、復活とは万物の天地根源に因果ありの相によって支配されるものであって、出るときには出るといったふうのものであり、たとえば、わが国では死者との対話を美しい芸能にまで高めた能というものがあります。

そんな能舞台をコバルト色の砂漠へ見立て、地謡は蛇腹の手風琴(バンドネオン)を筆頭としたウジャトの眼タンゴ楽団がビートのきいたビプラートで熱風のようなイキを吹きかけています。これが楽団の本心で、ファラオのミイラを青きセラピーの力で蘇らせようという算段です。はたして、少年王ファラオは復活のタンゴを踊るだろうか・・・




http://www.the-noh.com/jp/people/essay/002michihico.html






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