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「シュルレアリスム」展に寄せて



2011年4月11日(月曜日)発刊の「しんぶん赤旗」に、このたび縁あって東京・六本木の国立新美術館で開催されている「シュルレアリスム」展の記事を書かさせていただきました。東日本大震災からちょうど1ヶ月目の掲載です。ここにあらためまして、震災で被災された皆様に心からお見舞申し上げます。

『現像の奥にある「超現実」シュルレアリスム展に見る』では紙面の都合上多くを書くことができませんでした。しかし、今回の展覧会で印象に残ったものがいくつかありました。そのひとつはアンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム第三宣言か否かのための序論」の部分の“透明な巨人”に関する謎めいた文章が展覧会場の壁面に大きく張出されてあったことです。他には機関誌などの写真処理法(「絶対的隔離」展のカタログなど)やタイポグラフィーでした。

「しんぶん赤旗」の学問・文化欄に掲載されて嬉しかったことは、憧れの詩人である天沢退二郎さんと同欄にてご一緒させて戴いたことです。氏の紙面の内容は、宮澤賢治の人と作品をより理解するための道案内として発刊された『宮澤賢治イーハトヴ学辞典』(弘文堂)についての記事が主なものでした。なかで、賢治が最晩年に出した手紙で「いくらかわずかでも文筆で生きられるうちは生きるつもり」という抜書きのフレーズが紹介されてあり、大震災以降たび重なる余震や原発事故で干涸びてしまったわたしの心に、深い志気として響いてきました。






| 美術 | 00:04 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
shiroさんへ;新聞という媒体の都合上、あるいは、今日の状況下ではあまり毒っぽいことは書けませんでした。なんとなく平旦で、なんとなく大人っぽく・・・でした。シュルレアリスムって、すごく恐ろしい現実(戦争)の中から誕生したんですよね。そのような芸術の力がこの日本にありうるかどうかははなはだ疑問です。あればいいですね。
| migumi | 2011/04/17 11:23 PM |
これですね。み組さん流分析が発揮されていますね。
「現実」に潰されそうになっている日本。
確かに今こそ芸術の力が必要なのかもしれません。
現実を越えて「新現実」を手に入れられたら日本は、日本人は、まだまだやっていけるかもしれませんね。(なんて..)

| shiro | 2011/04/17 9:52 PM |
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