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光のせせらぎ


画家で詩人であられる大岡亜紀さんが新作の詩集『光のせせらぎ』を贈って下さった。

これまでの詩集『新バベルの塔』や『ある時 はじめて』にくらべると、わたしには柔らかな直球がこちらへ投げかけられているようでならない。

「旋律」「迷い子」「苦い実」「若葉の声」「現の感覚」「抱擁」「あそぼう」などが好きだ。ことに、「あそぼう」の最後の五行がとても気に入っている。それは、わたしが愛してならない牧野和春著『三重塔紀行』(牧野出版)に書かれてある「前山寺 ならずの塔」に登場する一本の野菊を思わせる。


  ・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・!

  空き地の枯れ草のなか 一輪の野花が
  涼風に心を寄せて揺れている。
  ここにも あそぶことを怠らず生きている、
  ひとつしかないいのちの
  ちいさな具現者がいる

                  詩集『光のせせらぎ』 大岡亜紀  花神社


ご主人のA氏は三菱一号館美術館初代館長となられ忙しい毎日を過されているが、いつかまた明るい彼の笑顔につつまれながら、三人で赤ワインを飲めたらいいなと思っている。

亜紀さん、いつもあ・り・が・と・う。




| 文学 | 15:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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