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悲しみの聖母
昨夜は
聖路加国際病院礼拝堂へ行った
以前!
ふらりと立寄ったことがある
チャペルには誰もいず
ぼくだけだった
うすぐらがりの中で
ひとりじっとしていると
老婆がとぼとぼやってきたが 
お祈りを済ませるとすぐでていった
またひとりぼっちでいると
突然にパイプオルガンが響く
まるで貴族にでもなった気分だ
だって
だれひとりいないんだ
ぼくだけなんだ
あとでわかったんだが
誰かが暗がりで
パイプオルガンの練習をしていたんだ
それもぼくの頭上で
カタカタと
ペダルを踏みながら

以来
そのチャペルでは
「夕の祈り」の前に
パイプオルガンの演奏会があることを
知った

昨夜は
オルガニスト
高橋博子さんの演奏だった
J.S.バッハ
BWV736「われ汝に別れを告げん」
BWV641「われら悩みの極みにありて」
BWV639「主イエス・キリストよ、われ汝を呼ぶ」
BWV582「パッサカリア ハ短調」
そして 
イタリアの作曲家
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの
「スターバト・マーテル・・・
     悲しみの聖母」が弾かれた
この曲がとくによかった
高音域で奏でられるオルガンには
特別のものがある
「悲しみの聖母」は
「めでたし女王」とともに
ナポリ在住貴族の集団
『悲しみの聖母騎士団』から
委嘱されたと聞く
美男子
J.B.ペルゴレージは
モーツアルトに並ぶとまで頌されたが
曲が完成すると同時に
26年の生涯を結核で閉じる

鳥が啼くような
パイプオルガンの激しい息づかい
それが
こころの琴線にふれ
とても美しく鳴る曲であった
というか
演奏者がよかったからであろう

夕の祈りは
ヨハネ黙示録
第21章1節から4節
第22章5節で
聖歌は
賛美歌21の571番
「いつわりの世に」
であった



| 音楽 | 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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